営業運転を始めたカシオペア、撮影：長谷川浩之様（東北本線：南十条付近）

青函トンネルが開通時、東京（上野）と北海道（札幌）を結ぶ夜行寝台特急「北斗星」が登場しました。
当時の「北斗星」は豪華な個室寝台、フランス料理のフルコースが楽しめる食堂車などが話題となり、「北斗星」の切符はなかなか手に入れることの出来ないプレミアムチケットでした。
しかしながら「北斗星」も登場から１０年を迎え、元々中古の車両を改造した列車だったため車両の痛みも進み、また新しい話題性に乏しく利用率も低下してきたことから、時代にあった新しい「北斗星」がＪＲ東日本から登場しました。
その新しい「北斗星」が、この「カシオペア」です。
オール２人用Ａ寝台個室。全ての部屋にトイレも完備。展望室を備えたスイートルームもある全く新しい寝台特急です。
列車に乗ることが旅の楽しみであってほしい。ＴＲＡＩＮＧ精神でＪＲ東日本が熱意をもって制作した車両だと思います。
ここでは運行開始に先立ち、平成11年５月15日・16日に品川駅で行われた展示会の様子を紹介します。

ラウンジカー全景（札幌より先頭車両）

品川駅に停車中の「カシオペア」

品川駅での「カシオペア」の相棒。[EF81-81]
7月16日運用開始時には、専用塗装の機関車が登場するようです。

「カシオペア」と休憩用車両の「踊り子」号。

「ラウンジカー」のパノラマ撮影。

新型寝台特急[カシオペア]展示会おわり

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