lastupdate 25/APR/1998

長野行き新幹線の開通により廃止された信越本線の横川・軽井沢間「碓氷峠」。 平成９年９月３０日の廃止の日まで３０分に１本の特急「あさま」が行き来した一級の幹線でした。 峠を昇り降りする列車には必ず峠用の機関車「ＥＦ６３」が２両連結され、坂道に挑んでいました。 私自身、鉄道少年だったのでこの路線は憧れの存在で、中学３年生の時に家出同然で乗りにいった記憶があります。
そんな碓氷峠に思い出を探しに「廃止半年後」を尋ね、ここに写真でまとめてみました。

撮影：平成１０年３月２８日午後４時頃、４月１８日午前９時頃

横川駅の軽井沢よりには立派な車止めが作られています。

でも下り本線側ホームにはなぜか車止めが存在しません。

下り本線側から軽井沢方面を見ると、線路を遮るものはありません。

横川機関区には、なんと６両の「ＥＦ６３」が帰ってきています。

横川駅から少し軽井沢より郵便局前の踏み切りにて

錆びたレールと丸山変電所

廃線跡は女性の姿もありました。

丸山変電所から１キロほど軽井沢より

碓氷峠廃止後、スーパーあずさの事故代車で中央線を「あずさ」として走ったもと「あさま」。 三鷹電車区にて

今後の碓氷峠

横川駅に掲示されている「横川鉄道文化むら」の完成予想図

思い出 (私が最後に見た峠を越える列車）

廃止１ヶ月前、横川駅前の「おぎのやドライブイン」にて
横川は機関車の汽笛が山間にこだまする街でした。

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