現在は何事もスピード社会。
旅行にしても新幹線や飛行機といったスピードの早いものに乗って移動するのがあたりまえ。ゆっくりとながれ行く景色を楽しみながら旅行する機会が減っている様な気がします。
それは我々旅行者が新幹線を選んでいるのではなく、今は新幹線以外の列車が時刻表からほとんどなくなってしまい、選択することが出来ない状態であると言えるのではないでしょうか？
旅情を楽しめる夜行列車でさえ、北斗星やトワイライトエクスプレス等の特別な豪華列車以外、２０年も前に作られた車両で運転されており、食堂車すら営業中止となった寝台列車は急速に縮小傾向が高まり、このままでは日本から夜行列車は全滅するのではないかと感じることさえありました。

そんなこのご時世に新型寝台特急「サンライズエクスプレス」がこれまでの夜行列車の常識を覆す、寝台は全室個室・座席車も装備というコンセプトで登場しました。
今までのブルートレインが夜のイメージだったものに対し、朝日をイメージする列車となり、食堂車はないものの現在人のニーズにあった車両構成となっています。
この列車の登場をきっかけに、日本の夜行列車が再び脚光を浴び、ゆっくりと列車で旅をすることを見直してくれる人が増えてくれることを列車の旅を愛する者として期待しています。がんばれサンライズエクスプレス！

早朝、東京駅に到着したサンライズエクスプレス

サンライズエクスプレス走行区間(1998年運転開始時)

◇サンライズ瀬戸・・・・東京(22:00）→高松(7:27)／高松(21:26)→東京(7:08)　☆季節運転で松山まで延長されます。
◇サンライズ出雲・・・・東京(22:00)→出雲市(9:59)／出雲市(19:06)→東京(7:08)

	サンライズエクスプレス乗車記	・・・岡山→東京までシングルに乗った時の乗車記です。（乗車日：２０００年１１月１０日）
	品川駅で行なわれた展示会の様子	・・・話題の新車だったサンライズは各地で展示会を行ないました。
	ブルートレイン「瀬戸」最後の旅立ち	・・・サンライズエクスプレスの登場で姿を消したブルートレインの最後の東京駅出発風景

バナーは、Rail and Bikesから拝借しました。

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