新横浜から新幹線で出発、関釜フェリーに乗りついで、韓国国鉄自慢の特急「セマウル」号に乗ってきました。
前日夜に韓国行きを決定、朝一の電車に乗って２泊３日の韓国の旅にいきなり出発。突然の旅立ちで、下関に近づくにつれ緊張が高まってゆく。
本当に韓国に入国できるのだろうか・・・。
1994年に【NIFTYServe鉄道フォーラム（国際列車会議室）】に連載したものを、ＷＥＢ化しリニューアルしました。

【ご案内】2005年12月に2度目の韓国鉄道旅行を紹介した「ＫＴＸを堪能しよう！２００５」も公開中です。

特急「セマウル号」（写真提供：塩塚さん「韓国列車ガイド」）

第１話「思いつきの旅」	会社帰り急に旅立ちたくなった私。以前からの夢の第１歩を明日から決行することに・・・
第２話「のぞみで出発」	新幹線で海外旅行に出発。平成９年１１月で廃止された、名古屋通過の「のぞみ」乗車記です。
第３話「韓国行きの切符」	新大阪駅で「日韓共同きっぷ」購入不能。ＪＲ東海ツアーズのお姉さんとの出会い？。
第４話「旅の不安」	旅には不安が付き物です。ろくに下調べもせず旅立った私の不安はいつも以上に大きかった。
第５話「関釜フェリー」	いよいよ出国。でもフェリー乗り場でのあまりのマナーの悪さに怒り爆発。
第６話「韓国入国」	２日目突入！。釜山沖の船上で久し振り日の出を拝んで、さあー韓国入国！！！
第７話「セマウル発見」	無事、韓国上陸。プサン駅で待望のセマウル号を発見。でも乗車券購入には駅を探検してしまいました。
第８話「超特急セマウル」	ついにセマウルに乗り込みます。まずは普通車に座ってみての感想です。
第９話「食堂車探検」	セマウル号には、日本のでは一部をのぞいて全滅してしまった食堂車が連結されています。
第10話「車内散歩」	食堂車から戻ると、不思議な行動をするおじさんが私の前の席で寝ていました。
第11話「ソウル到着」	新横浜から約１８００ｋｍの旅、32時間で終点に到着しました。
第12話「ソウル散歩」	無事ソウルに到着しホテル探しに出発。ソウルのホテルの中は日本だった！
第13話「帰国へ」	NIFTYServe鉄道フォーラム（国際列車会議室）未連載。帰国に最大の問題がありました。

韓国の鉄道をもっと知るには・・・

【鉄馬は走りたい(南北朝鮮分断鉄道に乗る)　小牟田 哲彦 (著) 】￥1,890 （税込） 日本でもかつて鉄道の走っていた跡を訪ねる「廃線巡り」が静かなブームですが、南北分断という違った意味で休止に追いやられてしまった軍事分界線をまたいで走っていた4つの路線の現状を精力的に取材された紀行文です。 2000年6月に行われた南北会談で再建が決定された、ソウルー平壌ー新義州（北朝鮮ー中国国境）を結んでいた京義線。その韓国側と北朝鮮側の列車に乗ったレポートや、韓国側の再建工事の様子なども記されています。 面白い趣向として、南北分断前の昭和16年当時の時刻表等の資料を参考に、日本統治時代の鉄道旅行を本の中に再現させたユニークな紀行も公開されています。 タイトルの「鉄馬」とは列車のこと。韓国側の鉄道分断地点に「鉄馬は走りたい」と南北朝鮮統一を願った看板が立っているとのこと。 著者の小牟田氏が昭和50年生まれと私より若いのも、ある意味驚きました。

「海外の汽車旅」にもどる